2008年製。
2009年の干支に間に合わせたかったのですが、うまくまとまりきらず、放置中になっています。
胴体は「腹割れ」ですが、頭部はツノがインサイドアウトになっていることから分かるとおり、「背割れ」構造です。つまり首のところでねじれています。古くはデビッド・ブリルさんの「サイ」「ゾウ」など、最近では神谷哲史さんの「龍神」でも使われている技法ですが、この牛では基本形の段階で割れを反転させる構造をしこんでいます。
イメージと方向性ははっきりと決まってるので、あとは具体的な折りを見つけるだけなのですが……それがむつかしいのです。